山行日:2011年6月1日(水)〜5日(日)天気 小雨、晴れ
メンバー:Y & K 計2名
ルート:6/1(水) 21:30 和歌山駅 夜行バス −
6/2(木) 6:30 京成上野−新幹線−上毛高原−バス−戸倉−11:40鳩待峠着 12:10鳩待峠―13:00山の鼻−ヨッピ橋−16:30東電小屋(泊)
6/3(金) 6:40発−7:15元湯温泉−8:35三条の滝―9:55温泉小屋−10:30見晴十字路−10:50竜宮−11:20中田代−12:40見晴十字路−白砂峠−14:30沼尻15:30尾瀬沼 長蔵小屋(泊)
6/4(土) 6:50長蔵小屋発−7:20大江湿原−7:50尾瀬沼−8:15尾瀬沼山荘−8:45三平峠−10:15一之瀬休憩所−11:15大清水12:00大清水バス、新幹線−上野
22:00京成上野 夜行バス
6/5(日) 6:40和歌山駅 帰着
今回自主山行で、尾瀬を縦走してきました。
出発点の鳩待峠、ここはやはり人で一杯 女性が圧倒的に多い、丁度お昼時だったので座る場所を確保するのも大変、何とか途中で買った弁当を食べ出発。前回ツアー(山鼻までの往復)の時と同じで小雨の中の出発となった。早々と戻ってくる人が多い中で、水芭蕉に期待を寄せながら、山の鼻に到着。小雨の中 至仏山は雲で全容が見えない。雪が多かった為水芭蕉も遅れているとの情報の通り、6月中旬がいいのかな? 今日は雨も止みそうもなく 木道の足元の水芭蕉を眺めながら、きれいなヨッピ橋を渡り 今ニュースの中心東電経営 の東電小屋に到着。
この時期まだ宿泊客は少なく、相部屋でお願いしますと言われましたが、単独山行の人との3人のみ 畳も布団も入れ替えたばかりとのことで、山小屋と思えない位快適でした。
ディーゼル発電機とソーラー発電の併用で電気に不自由を感じられず、さすが東電と思いました。水洗トイレ・風呂もあり 夕食には食前酒もついてました。
この日は写真撮影のグループ8名と一緒になり、尾瀬林業のプロのカメラマンが撮影指導していました。
談話室のテレビに、カメラマンの撮った写真を映し出し、写真毎に構図や露出補正等について生徒に説明していました。こんな話は滅多に聞けるものでなく、ラッキーな一夜でした。
翌日はいい天気に恵まれ、三条の滝へとわくわくする気持ちでの出発となった。出発時管理人から今朝近くでクマの目撃情報があったと聞かされ、びくびくしながら鈴を鳴らして出発。
元湯山荘で、途中の雪の情報を聞き 荷物を預けて身軽な状態で下って行ったわけですが、思った以上に雪が多く、倒木を乗り越えて平滑の滝へ到着、緩やかな傾斜だけど雪解け水が豪快に流れていくのを見ると、ただただすごいなと思うばかりです。再び下って行き木の梯子を下りると三条の滝の展望台、やっと到着。この時期一番水量が多いとのことで、何とも豪快な流れと音にやはり来てよかったと思う。もっと見ていたいが次のスポットが有るため、急いで戻ることに。
元湯山荘へ戻り、見晴十字路 → 中田代へ、尾瀬を代表する至仏山をバックに川に咲く水芭蕉を堪能した。ここも人人でごった返してた。
急いで今夜の山小屋 長蔵小屋をめざし出発。沼尻への道中に白砂峠があり、雪が予想以上に多く、滑らないように・ゆっくりと登って行くことに。途中 上から滑りそうに下りてくる人がおり、尋ねてみると福岡の単独山行の人(60代)で、北海道から順次下って来て、雨だった為日光で2日間様子を見て今日来たとのこと、何とも羨ましい人もいるものだと感心しました。
やがて沼尻へ到着、大勢のツアー客と出会った。佐賀県から来てるとのこと。改めて尾瀬を愛する人の多いことにびっくり。急いで今夜の宿泊地 長蔵小屋へ、昨日と違って尾瀬の歴史を感じる山小屋です。今夜も部屋は2人だけで何とも贅沢。風呂・水洗トイレ有り。
翌日も絶好の天気に恵まれ、朝日に照らされて尾瀬沼に映る 燧ケ岳は、とっても神秘的。
絶好の撮影タイムでした。この日は大江湿原を往復、この付近の水芭蕉はまだ咲きはじめで、中旬以降に見頃になるようです。いよいよ帰路へ、でも途中の三平峠も雪が多く、大清水まで結構大変でした。
私は20歳頃、多分大清水から、鳩待峠へ縦走したとおぼろげながら覚えてるんですが、三条の滝を見たとき、蘇ってきた感じで感激しました。今回思い切って尋ねてほんとによかった!!
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