クリーンハイク　in 竜門山

6月3日(日)クリーンハイクで竜門山に行ってきました。

この運動は、「山からゴミを一掃しよう」と1973年に滋賀県の勤労者山岳連盟が始めた
清掃登山が始まりです。
翌年から全国的に展開され、名称も「クリーンハイク」と変え、毎年6月の第一日曜日(東北、
北海道は7月)に全国の野山で一斉に開催し、今年で40年目を迎えています。
紀峰山の会は、例年通り竜門山と葛城山を担当します。
午前8時紀の川市粉河支所に集合、主催者代表から本日の予定等について説明を受ける。
あいにく、小雨がぱらつきだしたが、小雨決行。各自、紀の川市からゴミ袋（燃えるゴミ用と
資源ゴミ用）と火ばさみを受け取って準備完了。


この後、準備運動をして、8時15分頃から葛城山と竜門山の二手に分かれて出発。私は、竜門山グループに。支所からは車を使わず、全行程歩きだ。竜門橋からの竜門山の様子。頂上付近は雲に隠れている。

8時45分頃に集落から別れて果樹園に入る大きな看板のある分岐。ここまでで歩道やその周辺から吸い殻、空き缶等多数回収している。この先が結構きつい登り坂だ。果樹園（モモ、カキなど）の途中から紀の川を望む。雨も上がり、天候は回復してきた。

9時34分田代ルートに入り口に到着、ここまでに集めたゴミは一旦この場所に集めて、再出発。ほとんどの方が、このルートをすすむ。 10時25分、飯森山への分岐田代峠に到着。しばらく休憩して、頂上を目指す。この季節、キイシモツケのシーズンだか、峠では少ししか開花していない。

途中、キイシモツケの群生があり、綺麗に開花している。磁石岩の辺りも、開花している。

10時55分、頂上到着。頂上広場には、お花を目当てに多くの登山者が集っていた。

頂上から紀の川、葛城方面を望む。去年は、6月7日に登っているが、やはりその時よりも花は少ないように思う。お弁当タイムにして休憩。アピール文を読み上げて本日のイベントは終了。 11時45分中央ルートから下山開始。こちらもキイシモツケが多数開花している。明神岩からは、ホオノキが綺麗に咲いている。この花は、モクレン科の落葉高木で花は上を向いて咲くので、登山道の下から仰いでもあまり花はよく見えない。明神岩の上からは良く見える。

12時38分には、登山口まで下りてきた。ここから粉河支所までは、約1時間きつい坂道をダラダラと下っていく。

集められたゴミは主催者により、細かく分別され処理される。登山道にたどり着くまでがゴミは多いが、登山道では、ゴミはあまり多くなく、登山者のマナーも以前よりも改善されているのだろうか。集合時点では、小雨で、天候を心配したが、出発後暫くして天候も回復し、有意義に一日を過ごすことが出来た。