山行日 2012年9月22日(土)0:00(和発)24日(月)22:00(帰和)
メンバー MM、MK、(L)YT、GOFF、OH、HS、SN
行程  9月22日(土)9:00土合山の家(着)10:00(発)11:20マチガ沢(着)11:50
    一ノ倉沢出合 (着・昼食)14:30土合山の家(着)
    9月23日(日)7:10土合山の家(発)8:00天神峠(着)8:50熊穴沢木屋(着)
   10:10谷川 岳肩の小屋(着)11:20富士浅間神社(着)12:05一ノ倉岳(着・昼食)
   14:00谷川岳肩の小 屋(着)16:30ロープウェイ駅(着)16:55土合山の家(着)
   9月24日(月)8:00土合山の家(発)観光地巡り22:00(帰和)

22日(土)土合山の家へ荷物を置きサブザックで出発。谷川岳東面の簡易舗装された旧国道
(清水街道)をスニーカーで歩く。まだ稜線の草紅葉やウラジロナナカマドの深紅には少々
早かったようだがブナ森の緑は目にも心にも優しい。マチガ沢の左岸には岩登りの練習場が
あり無数のボルトが打ち込まれている。30分ほどで一ノ倉沢出合に着く。近年観光客も多
いようだ。たしかここには小屋が建っていたが、ナダレにやられたのか今は無く、大岩壁の
名前を示した案内板に変わっていた。見上げると一目でわかるのが烏帽子岩であり、明日通
過するノゾキからも見えると思う。大岩壁は氷河期以来の姿を留めており、その大半は逆層
であり難度は高く多くの犠牲者を出している。沢を右に回り込んだ岩場には無数のレリーフ
が埋め込まれている。20歳台、30歳台の若者が圧倒的に多い。
私がいつだったかここに来たとき、喪服を着た女性が花束を抱えてここに立っていたことを
思い出した。我子だったのか夫だったのかは知らないが、たぶん命日だったのではないかと
思う。14:30土合山の家に着く。夕食にはカニが出た。

23日(日)未明から降り出した雨は止みそうにない。雨具を付けて山の家を出る。ロープウ
ェイとリフトを乗り継ぎ天神峠へ。天神平から合流点をすぎ、緩いアップダウンを繰り返し、
熊穴沢避難小屋へ。先客と場所を分け合いながら休憩。ここからは狭く急な登りになる。
雨は少し小降りになったが続いているし、風も出てきた。トマの耳(谷川岳)直下の肩ノ小屋
で休憩。神社をすぎるとガレ場の下降が続く。雨と風に悩まされながら慎重に下る。
ノゾキからは霧が風に吹き飛ばされた瞬間、例の烏帽子岩がよく見えた。ここから一ノ倉岳
までは地獄の登りである。土がへばり付いた岩は雨にうたれよくすべる。計画では茂倉岳まで
だったがここまでとする。ドーム型の避難小屋で昼食を摂り下山する。雨にぬれた岩尾根の
下降は、登りと同じ位時間を要した。肩の小屋は10度とのこと、温い飲み物は有難たかった。
天神峠からは巻道を通りロープウェイ駅へ。3年前に開館した山岳資料館で、谷川岳の自然と
歴史を見学し、17:00前に山の家へ帰った。この日の夕食にもカニが出た。

とにかく、おしゃべりと笑い声の絶えない2日間の珍道中だつたが、さすがに「カニ」を
ほうばっているときだけは静かなものである。
                         (記)チョチョイのYTちゃん


谷川連峰

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