山行日 2012年12月2日(日)
参加者 L SN,SL KM,FJR,FJK,KM,MK,ND,IW,KD
行程 高畑付近駐車場8:30-朝日観音9:00- 時の茶屋10:30
-円成寺11:30-大柳生の里(合流) 14:00-
家老屋敷15:00-一刀石15:30
あの十兵衛も、又右衛門も、はたまた宮本武蔵までもが歩いたであろうこの
石畳。異次元の世界-のいざないである。
しかして手先が冷たい。今日はとんでもなく寒い。
和歌山6 : 00出発、高畑の註車場から歩き始める。アスファルトの一直線の
道端では真っ赤な柿と鹿が出迎えてくれた。春日山遊歩道と別れ東海自然歩道
へと進んでいくと円成寺へ8, 1Kの看板、能登川のせせらぎの音が一層身に泌
み入り足元もぬれ落ち葉を敷き詰めた石道へと変わっていた。
ゆっくりと登り坂が続く、川音が大きくなり最初の仏様、霞仏様が横たわっ
ている。ここからは仏様のオンパレードだ。
夕日観音、朝日観音と弥勒さまがおわします。
![]() |
![]() |
三叉路には試し切り伝説の首切り地蔵、なんと首と胴体が割れている。
首切り地蔵を左にとりくねくねと登り続けると三体石仏の地獄谷石くつ仏が
堂々とした姿で立っている。
緑の苔と石仏に残るわずかな朱がはるかいにしえの世をしのばせる。
思わず合掌。
山紅葉に日の光がキラキラとすげている。
10時半過ぎ、花より、いや仏様より団子。峠の茶屋に到着。おでんに草餅
温かいお茶、みんなの顔も仏顔。
さらに下り道、登り道と街道を進むといよいよ柳生街道随一の名刹円成寺
と入ってくる。風格のある楼門と平安時代の遺構といわれる美しい庭園がひと
きわ目を引く。
この庭園を背に大休憩、もう少し早い時期であれば見事な紅葉であったらしい。
午後からは徒歩組と自家用車を取りに戻るメンバーと約-時間程の別行動と
なる。徒歩組は円成寺を後に大柳生の集落を目指す。御神体が大きな岩の夜支
布山口神社に参拝し民家の間の道標を頼りに大柳生の野外活動センターに到着
した。ここで無事自動車と合流し柳生街道(剣豪の里)めぐりは快調に走りだ
した。
白い石垣の高台に建つ家老屋敷、柳生家の菩提寺である芳徳寺・資料室、馨
など柳生一族ゆかりの史跡を訪ねる。舗装された道から歩くこと十数分、一転
うっそうとした森の中、昼なお暗いしんと静まり返ったそのただなかに立つ巨
石が4つ、これは? 古い社の天乃石立神社、天の岩戸から飛んできたそうな。
そのまた先には一刀石、巨石が真っ二つに、石舟斎これぞまさしく柳生新陰流?
見どころ満載の柳生街道、剣豪たちの足音が聞こえてきそうな柳生街道、
本日はこれにて ディエンド。
今回もわいわいがやがや楽しい一日でした。
和歌山には1 9時ころ着きました。
柳生街道