前回の大和葛城山に続き、入門山歩き教室の実技山行第2段を御在所岳で実施しました。受講生14名をスタッフ18名がフォローすることで、往路に選んだ御在所登山道の中でも比較的険しいとされる一の谷新道でしたが、一人の落後者もなく全員が頂上に立つ事が出来ました。
恒例の頂上での記念撮影では、達成感で満面の笑みがあふれ、帰路の中登山道ではキレットや巨石、眼下に広がる鈴鹿の眺望に疲れも忘れ、歓声をあげながらの下山となりました。
机上学習と2度の実技山行を通じ、受講生の皆さんに山歩きの楽しさを少しだけでも感じて頂けたと、引き続き実施される初級登山教室へ良い流れが出来たように感じています。

山行日 平成25年5月26日(日)天候晴れ時々曇り
参加者 受講生14名 スタッフ18名
行 程 JR和歌山駅東口発06時00分→御在所山の家前駐車場08時55分→一の谷新道登山口発09時07分→見晴らし台10時12分→恵比寿岩10時40分→大黒岩10時59分→頂上広場11時02分→山頂11時35分→下山開始12時10分→中登山道下山口12時29分→キレット13時19分→地蔵岩13時33分→負ばれ岩13時45分→中登山道口下山14時10分→JR和歌山駅東口18時45分

御在所山の家前の駐車場や周辺の路肩の空きスペースは、すでに満車状態。路肩駐車は白線内に停めないと駐車違反となるとの地元の人の忠告で、空きスペース確保に苦労しましたが、運よく出庫車があり駐車出来ました。
その間、登山準備していた受講生を4班に編成し、一の谷新道登山口を09時07分に出発。


10分ちょっとでキノコ岩を通過、木の根を掴みながら、白い砂が洗い流された急峻な道を登る。

小休止後、後続の班が到着したので一班出発、木の根を掴みながらのつらい登りが続くが、笑みが出ている人が多くスタッフは安心する。

10時12分 出発1時間で見晴し台通過、今日はガスで視界が悪い。

尾根上に突き出している恵比寿岩。
 
 樹林帯で、視界の開けない登山道であるが、時々、木々の間から一の谷をはさんで岩の城塞をまとう岩稜を覗くことが出来る
   
10時59分 笹の道が現れるようになると、ほどなく大黒岩の分岐を通過、頂上広場に近づいたことを教えてくれる。
   
11時02分 以前は、広場への最後の難関だったすべる砂利斜面も、今は木階段が設置され、難なく登りきると、
   
ロープウェイ駅真下の山頂広場到着。トイレや飲み物を補給して、後続組を待つが、少し離れているようなので先に頂上に向かう。
   
11時43分 先発組山頂到着。
   
後続組も到着して楽しい食事の時間。
 
 落後者なく、山頂征服の記念撮影。
   
マイクロバスのレンタル時間の制限と湯の山温泉入浴を優先して、山頂付近の散策を省き下山することにした。
水芭蕉園も歩きながらの観察。
   
12時30分 下山は中道を選択。下山口で登り人を待つ。この時間でも登ってくる人が多く、山頂散策を楽しんだあとロープウェイで下山かなどと勝手に想像する。
   
中登山道は、一の谷新道より視界がひらけ、その景観に受講生は感動することしきりでした。
   
鈴鹿山系の眺望。
 
 休憩スポットは大混雑。
 
 急峻な岩場の下りの連続も、初めての体験で受講生は大喜び。
   
13時07分 切りの良い1000mの標高の7合目を通過。
   
13時20分 キレット下からのゴンドラと鎌ヶ岳の眺望。
 
 写真に収めようと、顔をあげるよう声をかけても、必死でキレットに取り付いているため聞こえない受講生。
   
13時34分 地蔵岩通過。
   
13時45分 おばれ岩通過。
   
14時10分 往き逢いが多く、遅くなりましたが中登山口下山。
   
後続組が、遅いのでトラブルを心配しましたが、余裕でスナップを重ねていました。
   
全員無事下山後、湯の山温泉グリーンホテルの立寄り湯で汗を流し、帰路につきました。
   
   

入門山歩き教室(実技山行その2) 御在所岳
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