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何時ものように田井ノ瀬集合、5時55分出発。順調に車を走らせ8時40分には箱館山スキー場駐車場に到着。 ロープウェイのルートがよく見えます。 |
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ロープウェイでゲレンデまで行き、装備の準備をおこなっています。 ワカン、スノーシューを装着して訓練の林まで行きます。初めて装着する方もいて準備にはかなり時間が掛かりました。 |
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さあ、ここからは新雪の上をカワンやスノーシューで歩いて行きます。天候にも恵まれ良い練習日和です。 | |
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緩やかな登りですが、ワカンを履いていても、かなのズボ足になってしまいます。 |
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林を抜けて、クロスカントリーコースを横切り目的の林を目指します。この頃には皆さん、ワカンやスノーシューにも慣れて快調に歩を進めています。 | |
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さあ、訓練の開始です。 まず、雪崩の判定練習、手稲式の弱層テストです。 30~40センチ程の柱を掘り出します。スコップでまわりの雪を掘り出し真ん中に30~40センチ程の柱を作ります。 |
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掘り出したらまず、一番上の層にそっと手をそえて軽く引いてみます。この時、手首のみに力を入れます。 | |
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それでも動かなければ肩に力を入れて引いてみます。 |
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もう少し深い所を引っ張ってみます。 とれてしまいました。ここが「弱層」です。 |
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次は、テント設営の練習です。 雪上にテントを設営する場合、テントのまわりに雪のブロックを巡らすことで風よけとなり、寒さをしのぐことが出来ます。 |
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テントの設営範囲を決めて、それより少し大きめのエリアから雪ブロックを切り出しますが、まずは踏みしめて雪をブロックにしやすくします。この作業を充分にやっておかないとブロックが出来ません。 |
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いよいよ、ブロックの切り出しです。テントの入り口を南側して入り口以外の三方にブロックを積んでいきます。 |
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ほぼ、出来上がってきました。けっこう汗をかきます。 |
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テントの設営をします。 |
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出来上がったテントに入って記念撮影。 今日は天候も良く気温は4℃なので、中はとっても暖かです。 |
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続いて、雪崩で雪に埋もれた人を探す訓練です。ビーコンを使って探しています。 雪山ではビーコンを持参し、常に発信モードにしておきます。不幸にしてなだれに埋まってしまった場合、まわりの捜索者の皆さんは、ビーコンを受信モードに切り替えて発信元を捜索します。 |
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電波が強くなってきたら、距離モードを切り替えて発信元を特定します。 | |
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ある程度発信元を絞り込んだら、ゾンデ棒の出番です。全員横一線にならび、30センチ程度間隔でしずかにゾンデ棒を差し込んでいきます。何も無ければスーッと入っていきます。何かにぶつかれば、感触が判ります。 |
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発見しました。ビーコンを入れたザックが見つかりました。 雪崩に埋もれた場合、15分以内に掘り出せば、ほぼ生還すると言われています。 ビーコン、ゾンデ棒、スコップ、重要な装備です。 |
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休憩後、次は滑落停止訓練です。 その前に、テントを撤収した後の雪のブロックを背景に記念撮影。 |
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急斜面からの滑落停止訓練の準備中です。全員ハーネス、ヘルメット装着し準備完了。 |
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新雪の斜面で、簡単には滑落しないので、スノーボートにのり滑り落ちます。適当なところで体をひねり、ボートから離れて滑落停止姿勢をとります。ボートはそのまま滑っていっては困りますのでザイルで固定しています。 |
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何回も練習するうちに、何とか滑落停止姿勢が取れるようになりました。 |
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滑落停止姿勢は 俯せになり足は上げる。 脇を固めてピッケルのシャフトをしっかり持ち、ピックを雪面に突き刺します。この時、全体重をピッケルにかけます。 |
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最後に滑落制止訓練をおこなった。 |
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確保者の体勢がなかなか難しいようで、少し消化不良か。 |
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琵琶湖を眺めながらの練習で、まずは楽しく雪に慣れるという目的は達せられた1日でした。 その後、箱館山スキー場駐車場を14時40分に出て、18時40分には帰和しました。 |
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以上 |